私の中の男の子

JUGEMテーマ:ねこのいる暮らし

 

風香は推定4歳だ。

もとは外で暮らしていた猫だから本当の年齢は分らない。

 

たまさんはお歳のせいか性格なのか、どっしりとした落ち着きが有った。

風香は若いせいもあるのか、バネがあって飛び跳ねているイメージだ。

遊んで欲しくてソファの影から身を低くして私を誘って来たりする。

 

一緒に走り回って遊ぶのでついつい面倒になって見ない振りをすると、

風香は寂しそうな顔をして、食べるご飯の量まで減ってしまう。

 

この12月8日から10日まで「猫の森」和歌山校舎の「猫楠舎」でG3

365訓という、言葉から湧き上がってくるイメージを解放する講座を受講した。

 

その時に何故か走り回る、小学生位の元気な男の子のイメージが現れた。

何でだろうと考えるでもなく思っていたら、フト気が付いた。

これは風香から喚起されたイメージではないか?

 

男の子は、キャットシッターという新しいことを始めようとしている

私自身のようにも感じる。

風香はその男の子を先導していってくれているのかも知れない。

 

猫の時計の動きは早い。

ボーっとして風香に取り残されないよう、

私も男の子と一緒に「今ここ!」を十分に味わって過ごしていきたい。

 

 

ちいさなノート

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治験薬の投与後、

二週間に渡って毎週血液検査に通いました。

 

その結果、クレアチニン・BUNの有意な改善は

正直あまり見られませんでした。

 

反面、ヘマトクリットの値は上昇していました。

貧血が少しずつですが、改善され始めていました。

 

下痢はある程度改善が見られましたが完治はしていませんでした。

フードの吐き戻しも度々ありました。

 

状態は良いかと思えば後退するような、

微妙な様子でした。

 

 

その頃、治験先から配布された資料のメモに

たまさんの日常の記録を記していました。

主に食事内容・排泄状態・薬・治療内容などです。

 

そのメモ欄が記録で一杯になってしまったので、

治験の帰り道に100円均一でノートを購入しました。

A6サイズ程の冊子が4冊セットになっていました。

 

「いつか記録で一杯になって、買い足せる日が来るといいな」

秘かな祈りにも似た気持ちで、ノートをかばんに仕舞いました。

 

その後、たまさんと一緒に家方向に向う電車に乗り込みました。

たまさんは大人しく、外の景色を眺めていました。

 

日照

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薬の投与は数日間に渡って行われました。

朝たまさんを病院に預け、夕方に迎えに行きました。

 

前回の入院の様子から

長時間病院に預けるのは心配でしたが、

今回は大丈夫でした。

 

点滴の形で行われた為、

腕には留置針を付けたままでした。

針をはずさない様に

エリザベスカラーが装着されていました。

 

 

少し氣怠そうでしたが、

調子は悪く無いようでした。

 

自宅での皮下補液は(幸いなことですが)

たまさんが暴れるようになり自宅では手に余ることから、

再び病院でお願いするようになりました。

 

正直少しホッとしました。

たまさんの背中に針を刺す事は

わたしにはもの凄く苦痛を伴いました。

 

皮下補液のせいで貧血が進むことは可能性が低いようですが

(一時的に薄まることはあっても)、

治験先の先生にも相談した結果、

補液をする間隔もあける事にしました。

 

毎日どんどん日が延び始めていました。

それに合わせる様に

わたしの氣持ちもどんどん明るさを増してゆきました。

 

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腎臓病からくる腎性貧血について色々と調べると、

かなり厳しい状態だという事がわかりました。

(腎臓は老廃物濾過作業の他、赤血球を作ることを促進する

 エリスロポエチンというホルモンを分泌しているが、

 腎臓病が進んでその分泌機能が落ちると貧血も進む。)

 

たまさんの前にある道はいまや、

閉じられつつあるように感じられました。

 

でも、広がらなくてもいい、

細い道であっても閉じることのない道を保っていく方法が無いものだろうか、

様々な情報を捜し求めました。

 

2013年当時、腎不全治療に期待を寄せられていたある薬が開発されている
途中でした。(現在は残念ながら中止されたようです)

 

ネットで調べてもなかなかその詳しい情報を得ることが出来ませんでしたが、

よく訪れていた腎不全猫さんのブログを辿るうちに偶然、

治験募集をしている病院を見つけることが出来ました。

しかも、その病院は自宅から一時間とかからない場所にありました。

 

早速問い合わせフォームで連絡をすると、

翌日か翌々日には返事があったと記憶しています。

その数日後のうちに病院に伺うことが決まりました。

 

地元の主治医にその事を話すと、

「必ず効果があるとは言えないが、やってみる価値はあるかもしれない。

 やると決めたなら、すぐに取り掛かった方がいい。」

そう言われました。

 

治験先の病院で、

たまさんが猫エイズキャリアであること、貧血が進んでいる事などを話し、

条件的に問題も無く、貧血状態なことを考慮して、

出来るだけ早く治験を開始しようと言う事になりました。

 

その結果、同じ週のうちに検査を始め、

翌週には治験薬の投与をする事が決定しました。

 

急展開でした。

たまさんの目の前の道が

少しずつ開かれ始めたように感じられました。

 

 

ありがとう

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今日は風香が保護主さんの元から我が家にやって来て

ちょうど、まる一年の日だ。

 

一年前と同じように、

今日も青い空の良い天気だ。

 

風香は他の猫さんに遠慮するような

控えめな子だと聞いていた。

 

うちに馴染んで貰えるかちょっと心配だったけど、

風香はすぐ私たちに心を開いてくれた。

 

「うちに来た当日」

 

 

わたしにとって、風香は二匹目の猫だ。

たまさんしか知らなかったわたしは、

風香が来たことにより

その子によって性格も行動も全く違うことを身をもって実感した。

 

 

だけど、

食べ方も寝方も好きなおもちゃも全く違うけど、

お膝で寝るのが好きなのはたまさんと同じだね。

 

 

 

この一年、

怪我も、特に病気もせずに無事に過ごしてくれたね。

遊ぶのが大好きで、

一緒にボール投げするのはとっても楽しいよ。

カリカリばっかり食べるけど、

腎臓のためにも柔らかいご飯もちゃんと食べてよ。

歯磨きもきちんとさせて欲しいな。

爪も静かに切らせて頂戴な。

 

なんだかんだ言ってるけれど、

風香が来てくれたおかげで毎日楽しく過ごせています。

 

風香、我が家に来てくれてありがとう。

どうぞこれからも、末永く宜しくね。